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花とゆめプラチナ 20122012-05-10

表紙  山田南平


COMIC

山田南平 桜の花の紅茶王子 46p color

高尾滋 人形芝居 65p color

絵夢羅 緋色の明日 32p color

絵夢羅 イノセント モンスター 24p

日高万里 世界でいちばん大嫌い 番外編 4p

久世番子 パレス・メイジ 40p

イチハ 宙のアナログ 64p

林えりか お兄ちゃん1号2号 40p

暁乃すばる 二重少年W 40p

磁ロックス 伝説の教師 ポチ先生 10p


その他

プラチナ・イラスト館

 望月花梨 春雷 1p


My Memo

花とゆめプラチナは、花とゆめCOMICSスペシャルとして2012年1月2に発行されたオール新作描き下ろし、よみきりのA5判 ソフトカバー付きの雑誌扱いコミックス。

作家のラインナップを見る限りでは、90年台後半から活躍していた人をひっぱってきたのかな、という感じ。唯一コミックスも揃えている、高尾滋「人形芝居」に惹かれて入手した候。

高尾滋「人形芝居」子型機械人形(チャイルドタイプアンドロイド)とその主人をめぐっての物語。今回のメインキャラは隣国との結婚話が進んでいる、双子の13歳の少女達。
一人っ子に兄弟を、病人や老人に話し相手をといった理由で、人と生活を共にするのを目的に作られている人形。その人形がお役目を全うした時に訪れるのは、愛しい人との別れ…。その主人と人形、その周囲が丁寧に描かれているこのシリーズ、じんわりくる暖かさと感動は相変わらずで、とても好きなのは変わりないのだが、人形師のふたりが近作には登場しないのが非常に残念。高尾滋は絵がちょくちょく変わるなあと感じていたが、コマ割りも動きも大胆な感じになって、感情表現も少々派手で大げさな感じを受けた。昔の地味なリリカルな感じが気に入ってただけに、作品の印象もちょっと変わったかな。

林えりか「お兄ちゃん1号2号」 母の再婚により、団子屋を営む仲の悪〜い双子の兄が出来た小学4年生マル。両親の新婚旅行中に兄弟で過ごすうちに、「家族」としての意識が芽生え、新たな生活を始めることになる……。
学年誌に掲載、もしくは昔々の「りぼん」に掲載されてそうな、親も安心して読ませられる正しい低学年向けマンガを久しぶりに読んだ気がする。少々ギャグ調なのもそれっぽい雰囲気。普段読んでいるコミックだと、この設定じゃあ、どうしてもアレがコーしてコーなってドロドロに…ってな感じになってしまうのだが……自分が現在、どんなにBLに毒されているかを再認識させられるマンガだったな。


どのような雑誌テーマで、どのあたりがターゲット層で…等、判らないことだらけの「花ゆめプラチナ」続きは出るのかなあ?と正直思った。一言で言えば、中途半端かな。

そのようなモン、か?2012-05-10

※前記事の補足として※

ということで、普段ミュッキー!/OK!ー3でやっている形式で、
「花とゆめプラチナ」の情報を残すことにしてみた。
やはりアチラは「BL雑誌」と明言しちゃってるので、
一緒くたに載せてるとカテゴリ的にマズいかなあと思った訳だ。
こちらのサイトはフォントをbold(太字)に指定しているので、
リストがちょっと見辛いかな。すまぬ。

個人的に、この本にはあまりなじみの無い作家が並んでいる。
「花ゆめ」ファーストコンタクト時には、既にベテランと呼ばれる、
美内すずえ、柴田昌弘、和田慎司、三原順、魔夜峰央、酒井美羽、猫十字社
等が誌面を網羅していたし、もう少し後の
立野真琴、山口美由紀、遠藤淑子、川原泉、佐々木倫子、くらいまでは
結構コミックスも買ってた。プラチナ作家陣は愛読時よりはちょっと後かな。

正直にいうと『普通』の少女マンガが、今の自分にとって、
ここまで読み辛く感じるとは思っていなかった。
むかし苦手だなあと思った作家は今も変わらず、だしなw

つい先頃ツレに
「いつもどんな種類のマンガ読んでるの?少女マンガ??」と聞かれて、
「そのようなモンだ」とぼかし、明言を避けたことを思い出す。
いくら何でも昔の人生で言えばターミナルに乗った男に、
好んで読んでいるカテゴリーはBL=男同士の恋愛ものだと言って、
その趣味趣向を理解してもらえるとは思ってはいない。
実際の所は、嫌そうな顔をしてもスルーしてくれるのも承知はしてるけどw

「そのようなモンだ」と言った通り、女性向けのマンガという意味では、
少女マンガもレディコミも、ハーレクインも同じなのに、
どうしてそちらでは読んでも中々グッとこないかねえ。とも思う。

BLのそこここに散りばめられたファクターである、
恋愛における、唯一無二性や運命性。
一般常識外であり、自然の摂理に反することへの後ろめたさ、
それに反する、己が思うままの自然さ。
ままならぬ感情、それによって引き起こされる行動=情動、情愛、セックス。
普通ではありえない状況やコミカルさ。
…など、他のカテゴリより惹かれる部分が多いことにより、
BLのみにどっぷり浸かっている現状だ。
もっと単純に述べれば、
自分とは違う男性という性に多いに興味があるから。ということなのだが。
つまり、男好きってことかw …おっと!自分で言い切っちゃたぜいヾ(*´Q`*)ノ イヤァーーン♪

ま、マンガというエンタメを、カテゴリで分けすぎるのは
良作に出会える機会を逸することに繋がるので、
こだわり過ぎることもない、か。
何事もほどほどに、が現在の信条である。

最近、家族の目が厳しくなってきたのでw

続・国会図書館に行ってきた2012-05-11

そういえば…

アレからまた、国会図書館にGO!してきたのだった。
2度目の目的は、麻生海、うえだ真由の未収録作品の閲覧、コピー。
詳細はアチラのブログにてアップ済みだが、
二度目というのに油断からか、なんだか小さいトラブル続きだった。
そしてその度に助けてくれたのは、若くて可愛いおネエちゃんだった。

まず、渋谷で迷う。
半蔵門線への乗り換えで、半蔵門線のホームがわからなくなったのだ。
……すぐに案内のお姉ちゃんに訊ねると、すぐ側の階段を下りろと言われる。
凄く近くで迷っていた自分、幸先ワリイなあと思っていたら…

永田町駅を出たところで、またもや方向を見失った。
図書館最寄りの出口から出たにもかかわらず、建物が見えない。
……やはり、じたばたせずに近くのローソンで道を尋ねる。
少しあやしいたどたどしい日本語ながらも、
店員のお姉ちゃんが慣れた様子で、すらすらと答えてくれた。

あちこちの路地に立つ警備員を横目に、
きょろきょろとしながら言われた通りに進む。
次のブロックの角を曲がってしばらくしたら正門が見えた。

今回は本館から入場を試みる。
すでに登録利用者カードは所持しているので、
新館、本館どちらからも入館はOKなのだ。
ロッカー入り口で荷物用ビニール袋を2枚とり、
必要最低限の荷物だけ持って入館する。

新館とは少し違う感じのする本館。
薬ダンスのような小さな引き出しが並ぶ本棚、高い天井、
わけのわからない巨大な壁画など、
なんとなく「立派な図書館」といった重厚な雰囲気を感じる。

まあどこから入館しようとも、
目的は前回と同じく雑誌閲覧なので、すぐに端末に情報を打ち込む。
その際にパスワードも変更することにした。
これが意外と手間取った。なんだかよく判らないんだコレが。
内心???の嵐ながらなんとか変更は出来たが、
今となってはどうやってそのページに辿り着いたか判らないw

パスワードも無事変更出来て雑誌の閲覧を申し込み、
雑誌カウンターに雑誌も届いたところで、
今回はすぐに必要部分を複写することにした。
各誌の目次部分のコピーをとることで、
自力でメモする労力を最低限に出来ることに気がついたからだ。
むろん金はかかるが、
前回のメモ書き作業で時間と労力の浪費に少々こりたのだ。

複写カウンターでコピーを受け取る。
机に向かいパラパラと雑誌を読みながらメモをとっていると、
どこかで自分の名を呼ぶ声。こんなところで何故?と思ったら、
……登録利用者カードをプリンターに置き忘れていたらしい。
こちらでもうら若きお姉ちゃんがピンチを救ってくれた。三度目の正直。

昼食は持参のおにぎりとまたもやウドン。でも今回は普通のだったけどな。
売店にも寄り、携帯タイプのチョコを買う。
今回もビニールの手提げの購入は見送ったところ……
その後まんまと胴の部分が破けた。
クリアケース(コピーした資料を入れる為に持参したもの)の角で
スッパリ切れたらしい。
あわてて予備のビニールに入れ替える。
やはり予備は持ち歩いていた方が安心だ。

移動途中で中庭に出てみた。
中庭にはベンチがあるほか階段があり、二階から三階へ、
はたまた新館から本館にも移動できるようになっている。
ヒュウガミズキが綺麗に咲いていた。周りにはぶんぶんとアブ。

 

静かでのどかで、空は四角く切り取られてて…
ここがどこか忘れてしまうような気分に見舞われる。

帰り際に本館3Fの喫茶室「レストランモア」へ寄ることにした。
こちらも普通の喫茶店の雰囲気だが、
上階の中庭に面しているからか、新館一階の喫茶室よりも店内は明るい。
ぼーっと、喫茶店の定番メロンフロートを飲んでいたら、
ポツポツと雨の音……。
さっきまでは晴れてたのになあ…と思いながら、
折りたたみ傘を指しながら帰宅の途につくことになった。


さあ、次にかの地に足を向けるのは、いつになるかなあ……。