心房中隔欠損症【ASD】について2009/ 1より記事をUPしています。
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吉田ナツ作品リスト2013-08-30

2002/2 ギフト(小説JUNE)
2003/2 プライベート・ラブ・セッション
       消え入りそうな息(小説JUNE)
    /5 桜の花が散る前に
2004/3 恋をしてはいけない
    /4 フェイクムーン
    /5 ダブル・ベッド
    /9 キス&クライ
    /11 タッチライン
    /12 ショート小説劇場「恋人たちのクリスマス」
2005/4 Full Moon
       ダブル・ベッド(BBNビブロス)
    /5 ラストノート
    /7 ショート小説劇場「恋人たちのサマーラブ」「ラストノート」ショート
    /12 雨のように、愛のように(BBNビブロス)
2006/3 あの夢のつづき、この恋のはじまり
       恋をしてはいけない(BBNビブロス)
2007/11 大好きなんです
2008/7 Home,sweet home.
    /12 水底の光
2009/1 年下の恋人(B-PRINCE文庫)
    /3 約束
    /8 スウィート・ダーリン
2010/2 終わらない恋の約束
       Home,sweet home.(B-PRINCE文庫)
    /4 しおり&インタビュー
    /6 大好きなんです(B-PRINCE文庫)
    /7 守護霊様と僕
2011/2 恋には向かない二人です
    /5 アクアリウムの中の恋(BBNリブレ出版)
    /6 終わらない恋の約束(B-PRINCE文庫)
    /10 何度でも、恋に堕ちる(シャレード文庫)
    /12 嫁いでみせます!(B-PRINCE文庫)
2012/5 ロマンスがたりない
    /7 この夏が終わる前に
    /8 夜の情香、朝の心温(BBNリブレ出版)
    /9 優しくしないで 「夜の情香 朝の心温」ショート



*個人的に収集するためにまとめた2012年までのリスト。後で種類ごとに色分けする予定。タイトル後に()等で追記記載のないものは小説b-Boyに掲載された作品。


このブログも休眠中だなあ…zzz

たとえどんな些細な嘘であっても2012-02-24

可南さらさ「君が眠りにつくまで」(「移り香」の番外編同人誌2)を読む。

/陵クミコ

この話は今後出る予定の「移り香2」に入りきらないだろう
エピソードだということで…続編に益々期待度UP


………
逢瀬の為に清司の家を訪れた要と顔をあわせたのは、
いまやアイドルとして活躍し始めているメグだった。
肝心の清司は急な仕事の為に海外へ出かけた後だと言う。
メグの探し物につき合うことにした要は、
今まで立ち入りを禁じられていた小部屋へと足を踏み入れるが…。


相変わらずの二人。
要は恋人としてだけでなく、実兄としても清司を慮り、
清司は痛く切ないほどの恋慕を兄に抱いている。
それは日々枚数を増やしていく要の写真に、如実に現れている。
清司は不遜な態度も相変わらずだし、
仕事も順調そうな生活の日々を送っているが、
いつか訪れるだろう、兄の手を放す日を危惧する内心は変わらないままで……
簡単に真の心情は吐露しない。

続編が執筆中であることから判ってはいるが、
現状のままでは清司の安寧は訪れることは無い。
読者としては、コレから先は読むのが辛い話だとは思うんだけどね〜…
この二人の行方が気になってしかたがなく…
幸せになってくれることを願うしかない。
二人の関係に何が投げ込まれるのか。続編の刊行が待ち遠しい。


今年中には「移り香」続刊が、という話に期待しつつ…、
まずは2月末に刊行決定の(粗筋も表紙も出たから確実!)
ガッシュ文庫「セカンド・ラブ」を心待ちにしている。
その次には「その声で囁くな」か?いずれにせよ「ちゃんと待ってる」から!

「うえだ真由」祭、開催中2012-01-30

きがつけば早くも1月末。は〜。
2012年。年初から追いかけているBL作家は、

うえだ真由。

ここんところのミュッキー!/OK!ー3は「うえだ真由」祭。
とにかく単行本未収録作品を追いかけ回している状態。うは〜。

この方はご自分でサイトを持っていらして、(現在は休止中)
2006年までのご自分の作品のリストを公開されている。
主にそこから情報を得、中古雑誌収集に熱を入れている現在だ。
初期作品で雑誌別冊(アンソロジー等)に書かれたものや、
近作にはまだ未単行本化の作品がちらほらあって、
おかげで、なかなかバラエティに富んだ雑誌のリスト記事になりつつある。

ちなみにモバイルで配信されている、単行本未収録作品も2作。
(「ラブ・スクアド」、「ささやかな誘惑」)
こういう場合は価格も手頃だし、中古雑誌は買わずにきちんと携帯で読む。
うえだ真由は同人活動も活発な方で、その中古価格はバカみたいに高い。
「中古」なんだからと、常識外なプレミア価格には手を出さない主義なので、
本音はすごく商業誌の番外編が読みたいのだけども、こちらは様子見。
そこそこ多作なのは、ファンにとって最も幸せなことながら、
正直、懐の寒い我が身にとってはなかなか頭の痛い事態だ。

うえだ真由は個人的に
ここがこうだから!とか、こういうところが凄く好き!と
声高に言うことが、とても出来にくい作家の1人だ。
何故だか判らないが、とても好き。
なんだかそれは、とても恋に似ている感じ……。(〃∇〃) てれっ☆

初期のコメディ風なのはともかく、(かな〜りはっちゃけてる作品もあるw)
近年のものはだいぶアダルトな雰囲気だし、
かなり業界設定のしっかりした下調べの充分な作品が多い。
個人的にはその辺りはBL作品として重要視しないものの、
そこら辺が小説作品にリアリティと厚みを持たせてくるのだろうなと思う。
その堅さと恋愛部分の切なさがバランスよく展開するのが、
うえだ真由の上手いところ。
ドリームで派手な部分は少ないけれど、地に足がついた、
実際にありそうな切ない恋愛物語として、とても安心して読める。

…のに! うえだ作品を初めて読む際には、高確率で驚かされる。
作中の相手の(主に受の)秘された思いに、ビックリさせられるのだ。
読者の自分が、いつのまにか作中の主人公サイドに完璧に立っていて、
作品終盤、相手の真の告白に衝撃を受け、
それまでの難解な行動の理由を、一気に納得してしまう。
途中で相手方の心理をあまり匂わせたりしないのが、
作者の手腕だと判っているのに、毎度のごとくやられる。
さすがベテラン、巧妙だ〜w(それ以上に自分がかなりアホなのも承知だが)
そしてこういった作品では、視点が逆になった続編が読めると
よりキャラに共感を覚えたり、作品の理解が進むので、
一ファンとしては、きちんとした単行本化を望む気持ちは大きい。

既刊はほぼ半数を入手済み。
後は少しペースを落として、じっくりと楽しむ予定。
今年中にはうえだ真由の新作が読めることを切に願っている。

花丸とシャレードと2012-01-20

紙媒体としては休刊してしまった「小説花丸」
だが現在、web小説花丸として新作が読むことが出来る。それもタダ。
小説花丸の高価格設定を思えば、そんな持ってけドロボー状態でいいのかよと
思うけど、ま、一読者としては素直に楽しむばかり。

あまりベテランな方は書かれていないようだが、
…って、1月19日更新では吉田珠姫の「石黒和臣…」ペットシリーズが
アップされてるな。これは小説花丸秋の号(2011)の再録(短編の半分)

複数作掲載されているなかで、個人的に一番面白く読んでいるのは、
つばき深玲「極楽ハニー」
普通の高校生である武部と、エロ漫画家でもあるクラスメイトの一ノ瀬の話。
この分厚いメガネ一ノ瀬が、現代っ子武部を天然に翻弄するする!
BL特有のイケイケ展開に多少苦笑もしてしまうが、
無自覚ってのは一種の罪だよね…と主人公に同情してしまう部分も多々有り。
面白く感じる作品って、やっぱり突き抜けた勢いがあるよなあと思う。

個人的にヤーさんや時代物は苦手部門なので、全てを読んだ訳ではないのだが、
このweb小説花丸はネット上の結構な楽しみになっている。

シャレードの新人小説賞のほうも携帯で読んでいるが、
さすがに作品によってレベルの差を感じる。
どれくらいの支持で文庫化/電子書籍化するのかはよく判らないのだが、
及川ユイコ「一蓮托生だぜ!〜住職様は艶然と嘘をつく〜」が
時折構成に甘い部分がある感じは受けたものの、総じて面白かった。
青柳うさぎ「ゲッチュ!」も結構惹き込まれて読めた。
ぶつ切りな感じがする個性的な文体で、若い人向けな感じを受けるが、
テーマはまっことBL…思い悩む恋愛が主で、軽快な感じで次々読めてしまう。
持ち味の「軽快さ」がプラス面に働くか、マイナス面に響くかは…
人それぞれなんだろうな。
どちらの作品も文庫化には今一歩至らなかったのかな…?ちょっと残念。

文庫化した、はなさくら「カムフラージュ」も読んだ…
確かに設定の奇抜さやエロだけじゃ文庫にはしてもらえなさそうだ。
この作品は、視点が逆の後日談も合わせて読んで一作品。

どちらも今は紙媒体無き雑誌だけれど、頑張ってるな〜ということで。


追記
第1回花丸WEB新人賞・小説部門優秀賞の7本も読めるようになってた!
新人好きとしては近いうちに読まないと♪

2011/12 読書メーターまとめ2012-01-04

12月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:2725ページ
ナイス数:13ナイス
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2011年12月の読書メーターまとめ詳細
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