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「うえだ真由」祭、開催中2012-01-30

きがつけば早くも1月末。は〜。
2012年。年初から追いかけているBL作家は、

うえだ真由。

ここんところのミュッキー!/OK!ー3は「うえだ真由」祭。
とにかく単行本未収録作品を追いかけ回している状態。うは〜。

この方はご自分でサイトを持っていらして、(現在は休止中)
2006年までのご自分の作品のリストを公開されている。
主にそこから情報を得、中古雑誌収集に熱を入れている現在だ。
初期作品で雑誌別冊(アンソロジー等)に書かれたものや、
近作にはまだ未単行本化の作品がちらほらあって、
おかげで、なかなかバラエティに富んだ雑誌のリスト記事になりつつある。

ちなみにモバイルで配信されている、単行本未収録作品も2作。
(「ラブ・スクアド」、「ささやかな誘惑」)
こういう場合は価格も手頃だし、中古雑誌は買わずにきちんと携帯で読む。
うえだ真由は同人活動も活発な方で、その中古価格はバカみたいに高い。
「中古」なんだからと、常識外なプレミア価格には手を出さない主義なので、
本音はすごく商業誌の番外編が読みたいのだけども、こちらは様子見。
そこそこ多作なのは、ファンにとって最も幸せなことながら、
正直、懐の寒い我が身にとってはなかなか頭の痛い事態だ。

うえだ真由は個人的に
ここがこうだから!とか、こういうところが凄く好き!と
声高に言うことが、とても出来にくい作家の1人だ。
何故だか判らないが、とても好き。
なんだかそれは、とても恋に似ている感じ……。(〃∇〃) てれっ☆

初期のコメディ風なのはともかく、(かな〜りはっちゃけてる作品もあるw)
近年のものはだいぶアダルトな雰囲気だし、
かなり業界設定のしっかりした下調べの充分な作品が多い。
個人的にはその辺りはBL作品として重要視しないものの、
そこら辺が小説作品にリアリティと厚みを持たせてくるのだろうなと思う。
その堅さと恋愛部分の切なさがバランスよく展開するのが、
うえだ真由の上手いところ。
ドリームで派手な部分は少ないけれど、地に足がついた、
実際にありそうな切ない恋愛物語として、とても安心して読める。

…のに! うえだ作品を初めて読む際には、高確率で驚かされる。
作中の相手の(主に受の)秘された思いに、ビックリさせられるのだ。
読者の自分が、いつのまにか作中の主人公サイドに完璧に立っていて、
作品終盤、相手の真の告白に衝撃を受け、
それまでの難解な行動の理由を、一気に納得してしまう。
途中で相手方の心理をあまり匂わせたりしないのが、
作者の手腕だと判っているのに、毎度のごとくやられる。
さすがベテラン、巧妙だ〜w(それ以上に自分がかなりアホなのも承知だが)
そしてこういった作品では、視点が逆になった続編が読めると
よりキャラに共感を覚えたり、作品の理解が進むので、
一ファンとしては、きちんとした単行本化を望む気持ちは大きい。

既刊はほぼ半数を入手済み。
後は少しペースを落として、じっくりと楽しむ予定。
今年中にはうえだ真由の新作が読めることを切に願っている。

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