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花丸とシャレードと2012-01-20

紙媒体としては休刊してしまった「小説花丸」
だが現在、web小説花丸として新作が読むことが出来る。それもタダ。
小説花丸の高価格設定を思えば、そんな持ってけドロボー状態でいいのかよと
思うけど、ま、一読者としては素直に楽しむばかり。

あまりベテランな方は書かれていないようだが、
…って、1月19日更新では吉田珠姫の「石黒和臣…」ペットシリーズが
アップされてるな。これは小説花丸秋の号(2011)の再録(短編の半分)

複数作掲載されているなかで、個人的に一番面白く読んでいるのは、
つばき深玲「極楽ハニー」
普通の高校生である武部と、エロ漫画家でもあるクラスメイトの一ノ瀬の話。
この分厚いメガネ一ノ瀬が、現代っ子武部を天然に翻弄するする!
BL特有のイケイケ展開に多少苦笑もしてしまうが、
無自覚ってのは一種の罪だよね…と主人公に同情してしまう部分も多々有り。
面白く感じる作品って、やっぱり突き抜けた勢いがあるよなあと思う。

個人的にヤーさんや時代物は苦手部門なので、全てを読んだ訳ではないのだが、
このweb小説花丸はネット上の結構な楽しみになっている。

シャレードの新人小説賞のほうも携帯で読んでいるが、
さすがに作品によってレベルの差を感じる。
どれくらいの支持で文庫化/電子書籍化するのかはよく判らないのだが、
及川ユイコ「一蓮托生だぜ!〜住職様は艶然と嘘をつく〜」が
時折構成に甘い部分がある感じは受けたものの、総じて面白かった。
青柳うさぎ「ゲッチュ!」も結構惹き込まれて読めた。
ぶつ切りな感じがする個性的な文体で、若い人向けな感じを受けるが、
テーマはまっことBL…思い悩む恋愛が主で、軽快な感じで次々読めてしまう。
持ち味の「軽快さ」がプラス面に働くか、マイナス面に響くかは…
人それぞれなんだろうな。
どちらの作品も文庫化には今一歩至らなかったのかな…?ちょっと残念。

文庫化した、はなさくら「カムフラージュ」も読んだ…
確かに設定の奇抜さやエロだけじゃ文庫にはしてもらえなさそうだ。
この作品は、視点が逆の後日談も合わせて読んで一作品。

どちらも今は紙媒体無き雑誌だけれど、頑張ってるな〜ということで。


追記
第1回花丸WEB新人賞・小説部門優秀賞の7本も読めるようになってた!
新人好きとしては近いうちに読まないと♪

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